2009年8月11日火曜日

検索結果、何ページまでチェックする?

98号



検索結果、何ページまでチェックする?―検索エンジンに関する定期リサーチ - japan.internet.com Webマーケティング


以下、思ったことをいくつか。


①検索エンジンの利用状況
まぁこれは想定の範囲内といったところでしょうか。

「ポータルサイトを含む」となっているので、Yahoo!や楽天(Infoseek)が多いのは納得でしょう。

そういう意味ではやはりGoogleユーザーは着実に増えて言っているものと思われます。


②目的の情報が見つからない時にどうするか
これまた想定の範囲内でしょう。

つい昨日の会議中に、「果たして複合ワードでの検索という方法を知っているユーザーはどれ位いるんだろうか」という話が出たのですが、少なくともこの結果を見る限りは、最低でも4割ぐらいの人は知っていると考えられます。

「別の検索エンジンを利用する」というユーザーが2割弱いるのはちょっと意外かも。


③検索結果は何ページまで見ているのか
問題はここです。

「2ページ目」、「3ページ目」と回答したユーザーが共に3割ちょっとという結果です。

この結果から考えられる可能性は主に下記2点だと思います。

A.だいたい3ページ目までの検索結果は必ず見る

B.1ページ目に出てくる検索結果には有益な情報が少ないため、2ページ目、3ページ目を見る

Aであれば、やはり検索結果の上位にいた方が有利であると言えそうですが、もしBであるとしたら【10位以内保証】というSEO業界ではほぼ常識となっているビジネスモデルを否定するような形になってしまいます。

SEOというビジネスが成立している以上、検索結果の上位は意図的に上げられているものが大多数であるということは否定できません。

このアンケートに回答したユーザーにそこまでのリテラシーがあるかどうかは定かではありませんが、やはり長い目で見ると今のようなSEOという手法は通用しなくなっていくような気がします。




ところで、最近酒井法子関連の報道が盛んですが、どうも納得いかないというか腹立たしいことがひとつ。

それは酒井法子が「容疑者」になる前となった後の報道の仕方が露骨に変わったこと。

同じインタビュー映像を流しているのに、「容疑者」になった途端に「ハイテンション」、「ろれつが回っていない」など、あたかも「クスリやってたんですよ」的な表現になっている。

クラブでの映像も然り。

ハイテンションでDJをしていたからといって、クスリと直接関係していたかどうかは定かではない。

視聴率さえ取れりゃ何でも良いんでしょうか。


これから選挙関連の報道も増えてくると思いますが、逐一それを鵜呑みにするのではなく、冷静に俯瞰的な視点で報道に接しようと思った次第です。


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