2009年3月11日水曜日

GoogleにおけるSEO

63号



How Google Really Wants You to Optimize Your Site



これまでに明らかになっているGoogleにおけるSEOの情報をがまとまっています。

個人的に大事そうなところをかなり意訳してまとめました。

○TrustRank
もはや考慮していない。
なぜなら悪いサイト(という表現が正しいかよく分かりませんが、要はしょぼいサイトってことですね。)からリンクをされてTrustRankが下がるなら、いくらでも人為的にTrustRankを下げることができるから。

○有料リンク
"nofollow"を入れていない有料リンクについては、「有料リンクの報告」という人的手段以外についても、
アルゴリズムで検出をしようとはしており、力を入れている。
具体的な手法については触れず。

○コピーコンテンツについて
ここでいう「コピーコンテンツ」は大別して2つ。

①同じドメイン内のコピーコンテンツ
同ドメイン内で、違うURLだがコンテンツは同じという場合。
ECサイトなんかで、商品をディレクトリからたどっていく場合と検索かけてたどり着く場合でURLが違ったりってのが典型例。
この場合、異なるURLでも1つにまとめ、最も検索結果にふさわしいと思われるものをSERPsに出しているらしい。

この場合のデメリットは
・リンクポピュラリティが弱くなる。
(異なるURLに対してそれぞれリンクが分散してしまうため)
・検索結果がユーザーにとってフレンドリーではないURLになってしまう可能性がある(長いURLとか)

コピーコンテンツにおけるペナルティは、意図的に検索結果を操作しようとした場合に発動され、インデックスや順位の調整がなされる。

②異なるドメインでのコピーコンテンツ
まぁこれがいわゆる「コピーコンテンツ」です。
Google自身は、オリジナルサイトとコピーサイトを区別できると主張しているようです(ほんまかいな)。
そしてコピーサイトは削除されてしまいます。

何らかの理由でコピーサイトの方が上位に来ている場合、
・ちゃんとクローラーが巡回できるか。意図せずrobots.txtファイルでブロックしたりしていないか。
・サイトマップを確認し、コピーされたコンテンツに何かしらの変更がないか。
・サイトがガイドラインに沿っているか。
をチェックすることで、なぜコピーサイトの方が上位にきているかが分かるかもしれない、とのこと。

最終手段(と言えるかはわかりませんが)として、著作権侵害通知をできます。
http://www.google.com/dmca.html

この記事の著者いわく、有効な手段としては、コピーサイトよりコンテンツを増やしましょうとのことですw
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