2009年3月22日日曜日

ファシリテーター養成講座

65号



弊社では毎週月曜に営業会議をやっているのですが、どうも効率的に運営できていない気がします。

そこで読んでみたのがこの本。



著者によると、「ファシリテーション」とは、

「知的化学反応を促す触媒」あるいは「人と人との知的相互作用を促進する働き」

だそうです。

帯に、『解けない問題を「解けるカタチ」に変える!』とあるように、議論の中で切り口を提案したりして、課題を解決するように導くことであり、そういう役割を担う人がファシリテーターです。

本書ではまず「ファシリテーションとは何か」について触れ、その後具体的なスキルが書かれています。

このスキルは実際に起こりそうな例を交えながら書かれているので、イメージが浮かびやすいです。

感想としては、ハッキリ言ってこの本を読んだからといってすぐ実力がつくわけでは当然無いのですが、読んで学んだことを日々実践して、だんだんと力をつけていかなければいけないなぁ、という感じ。

いつも会議や議論で煮詰まってしまう、という方は一読をオススメします。


ファシリテーター養成講座―人と組織を動かす力が身につく!
森 時彦
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