理屈よりもセンスでモノを売る、というコンセプトの下に書かれた本。
実際のビジネスの現場にいた大学教授が著者であるだけに、現場の視点から書かれている。
マーケティングとは、わかりやすくいえば、「人の心の動き」を的確につかむこと。
という一文にもあるように、一般的ないわゆる学問としてのマーケティングとは一線を画している。
序章を除いて「売るセンスを身につける25の着眼点」、「儲けの嗅覚を磨く5つの習慣」、「お客の”買いたくなるツボ”3つの原則」の3章から成る。
各項目が短くまとまっているので読みやすい。
ちなみに個人的には「おわりに」に書かれていることが(賛同するか否かは別にして)興味深かった。
コトラーとか読む前の導入として読むにはいいかも。