2008年11月15日土曜日

『ヘタな経済学より八百屋のオヤジに訊け』

39号



理屈よりもセンスでモノを売る、というコンセプトの下に書かれた本。


実際のビジネスの現場にいた大学教授が著者であるだけに、現場の視点から書かれている。


マーケティングとは、わかりやすくいえば、「人の心の動き」を的確につかむこと。


という一文にもあるように、一般的ないわゆる学問としてのマーケティングとは一線を画している。




序章を除いて「売るセンスを身につける25の着眼点」、「儲けの嗅覚を磨く5つの習慣」、「お客の”買いたくなるツボ”3つの原則」の3章から成る。


各項目が短くまとまっているので読みやすい。



ちなみに個人的には「おわりに」に書かれていることが(賛同するか否かは別にして)興味深かった。



コトラーとか読む前の導入として読むにはいいかも。



ヘタな経済学より八百屋のオヤジに訊け
富澤 豊
青春出版社
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